【注文住宅・和室】活用方法とは・造る際に気を付けたいこと
注文住宅を考えたとき、住宅に和室を作りたいなとお考えの方は意外に多いのではないでしょうか。
また、洋風テイストの住宅の場合でもおしゃれでデザイン性があり洋風と和風を上手にマッチさせる和室を設ける住宅もあり
このようにテイストが違えど昔から日本で親しまれている「和室」を家の中に取り入れたいと考える方は多くいらっしゃいます。
この記事では、注文住宅の和室の活用方法や注意点、和室造りに気を付けたいことなどをお伝えしていきます。
これから注文住宅をお考えの方や和室を住宅に取り入れたい方などはぜひ、参考にしてみてください。
Contents
注文住宅・和室の活用方法
注文住宅の中に和室を取り入れたいと思った際に、和室をどのように活用するかも重要になってきます。
そんな和室の活用方法についていくつかご紹介していきます。
趣味の場所
注文住宅に和室を取り入れたいと考えた際に、どのように使うかという点で畳で気分も落ち着く環境である和室を自分の趣味の場所として活用する方も多いでしょう。
たとえば、茶道や生け花、書道などはまさに和室で行うにはぴったりな趣味といえます。ほかにも、ヨガやストレッチなどの運動を行う場所や絵を描いたり物を作成したり心を落ち着かせて行うには和室は向いています。
子供の遊び場
和室の活用方法として、小さな子供の遊び場としても和室はおすすめです。
壁材や畳など自然素材を使用することが多い和室では、小さな子供でも安心して遊ばせることができます。
また、小さい頃から和室を知っておくことは畳などに触れ合う機会が少ない現代の子供には大事な体験でもあり、和室や畳の部屋に違和感や抵抗感がなく昔ながらの和室文化を自然に受け入れられるというのもとても素敵なことです。
来客の場所
お客様が訪ねてきたりや友人が泊まることになったりした際に、和室があると来客スペースとしても活用することができたいへん便利です。
さらに和室に押し入れなどの収納スペースがあると、来客用の布団などを入れて置けるため突然の来客にも焦って準備する手間も省けます。
仕事や作業場所
自分が集中できる仕事部屋や作業場所として和室を活用する方も多くいます。
書斎として本を置いたり、子供の勉強部屋や作業部屋など宿題や仕事を集中してする場所としても和室は落ち着く空間であり集中力を上げてくれるためおすすめです。
休憩場所
和室を設ける目的として、リラックスや昼寝するためという活用方法もあります。
畳の上に寝転がるだけで、心地よく畳に使われているい草の臭いは森林の中にいるときと同じ成分が含まれているため癒しの効果があります。そのため、何もしないでただリラックスして癒される場所や寝て休憩するという場所としても和室はぴったりです。
注文住宅・和室造りで気を付けたいこと
つぎに、注文住宅の和室を造る際に気を付けたい点についてお伝えしていきます。
スタイル・素材について
住宅のスタイルやテイストなどに合ったデザインや素材を選ぶことが重要になってきます。
たとえば、和風とは異なる北欧風やモダンテイストの強い住宅の場合にもともとの住宅のテイストを崩さずに上手に和風テイストを組み合わせていくことが必要です。
和室に北欧風のナチュラルな素材や色を取り入れたり、和モダンでおしゃれなインテリアをプラスしたりとそれぞれのスタイルや素材がマッチするように気を付けていくことでオリジナリティのある素敵な和室が完成するでしょう。
間取りについて
注文住宅の和室の間取りについては、どこにどのくらいの大きさで和室を設けるかということを予め決めておくことが大事です。
家族が集まるリビングの一角に和室を取り入れるのか、住宅の目立たない場所に和室を離して設けるのかなど家族の用途や希望によって間取りも変わってきます。
家族がどのように和室を使いたいのかを明確にし、フローリングと畳の比率などもよく吟味して和室を造ってしまった後にリビングやダイニングが狭くなってしまったなど後悔のないように事前に間取りについては話し合うと良いでしょう。
費用について
費用面については、和室では壁やふすま、畳など和室だからこそ使用するという素材があるためそのぶんのコストもかかってくるということを頭にいれておいてください。
また、畳の張り替え費用やふすまが穴が開いてしまった際の取替え費用などメンテナンス費用もかかるため予め、予算の中にも入れて検討しておくと良いでしょう。
収納について
注文住宅で和室を設ける場合には、できるだけ押し入れなどの収納スペースを作っておくと便利です。
急な来客や友人や親せきなどが泊るということになった際にも、収納があるとふとんや座布団など色々なものを用意しておけるため和室を設けるときには一緒に収納スペースも検討してみてください。
まとめ
注文住宅で和室を設ける際に、和室の活用方法はたくさんあります。どのように活用していくかは家族の希望や生活スタイルなどによってもさまざまです。
小さなお子さんがいる家庭では、家族が集うリビングに子供の遊び場として和室を設ける住宅も増えています。その際に小上がりという段差をつけた形で畳スペースを作るスタイルはリビングと相性もよくおすすめです。
また、二世帯などお年寄りの方などが居たり寒さの強い地域に住む家庭などでは、和室に掘りごたつなどを設けると寒い季節も和室で暖かく過ごせるため便利です。
このように日本で昔から親しまれている和室は、現在でも生活スタイルや住宅のテイストに合わせ進化し続けており、取り入れられています。
みなさんもぜひ、注文住宅で自分の理想の和室を実現してみてください。
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